上海保利大劇院(Shanghai Poly Grand Theatre)
上海保利大劇院について
上海保利大劇院は、遠香湖(Yuanxiang Lake)のほとりに位置する中国初の水辺の劇場です。
急速に発展する副都心のランドマークとして建設され、年間300~400の公演が開催されています。
建物は、幅が約100メートル、奥行きが約100メートル、高さが約30メートルの直方体を基本形としています。
延床面積は56,000平方メートルで、約1,500席の大劇場と約400席の多目的ホールを中心に、複数の劇場・文化施設で構成されています。
最大の特徴は、建物の中心部を巨大なヴォイドが貫通する大胆な造形です。
建物全体で、大小5つのトンネルが水平・垂直・斜め方向に挿入され、歩道、広場、屋外劇場、展望施設として機能しています。
外装は、打放しコンクリートのボリュームを、ガラスとアルミニウムの外皮が包み込んでます。
6層吹き抜けのエントランスホールは、円形のトップライトから自然光が降り注ぎ、時間の移ろいとともに豊かな空間表情を生み出します。
劇場は、オペラ、クラシックコンサート、ミュージカル、演劇など、幅広い演目に対応できる舞台機構を備えています。
客席やインテリアには、北欧のテキスタイルメーカーによる高性能なファブリックが採用されています。
夜間には、ガラスのファサード越しに館内の光が浮かび上がり、建物全体が巨大な光のオブジェのような姿へと変貌します。
安藤忠雄が追求してきた「光・風・水」の建築思想を体現し、自然景観と都市空間が美しく調和する建築です。
上海保利大劇院の写真


















