パンテオン神殿(Pantheon)

パンテオン神殿について
様々な種類の神や宗派の壁を越えて全ての神を祭るために建てられた万神殿。
ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの腹心アグリッパが紀元前25年に建設。
その後80年に火災で焼失しローマ帝国14代皇帝ハドリアヌスの指示により128年に再建されました。
ポルチコと呼ばれる廊玄関は花崗岩から切り出した高さ12.5メートルの巨大な柱が16本並びます。
ロトンダと呼ばれる円形の聖堂は直径・高さ共に43.2メートルを誇る巨大なドーム空間です。
鉄筋や釘を使用せず数種類の石を混ぜ合わせて作られた大きなドームは神業もの。
オキュラス(Oculus)と呼ばれる直径約9メートルの開口部から降り注ぐ光線が神秘的な表情を見せてくれます。
南側の主祭壇を中心にカラヴァッジョ・ベラスケス・ベルニーニなどの著名芸術家の作品を保管。
盛期ルネサンスを代表する画家ラファエロとイタリア王国の初代国王エマヌエーレ2世の墓廟も安置。
工夫を凝らした設計・構造・材料から建築技術の高さを体感する建築です。
パンテオン神殿の写真






































