ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
ドゥカーレ宮殿について
ヴェネツィア共和国の元首Dogeの庁舎兼邸宅として建設されたゴシック様式の宮殿。
北側にあるサン・マルコ大聖堂をコの字に囲う3つのブロックで構成されています。
9世紀に建設されたオリジナルの建物は10世紀の火事で焼失し現存しません。
1340年以降にため息橋に面する東側の棟を再建し1424年以降にサン・マルコ広場に面する西側の棟を再建。
1438年から1443年にかけてサン・マルコ大聖堂に隣接する門 Porta della Carta を建設。
1483年から1565年にかけて公的事務所やDogeのアパートを収容する南側の棟を再建しました。
1923年からヴェネツィア市民美術館財団が運営する美術館の1つとして公開されています。
Paolo Veronese・Tiziano Vecellio・Tintoretto・Antonio Vassilacchiなど。
ヴェネツィア出身の画家たちのフレスコ画が内装を彩ります。
ヴェネツィア共和国の政治・行政の中心地として栄えた高貴な建築です。