パラティーノの丘(Palatino)
パラティーノの丘について
テヴェレ川の東に位置しローマの七丘のうち最も歴史が古い丘。
王政ローマ時代には初代王ロームルスと双子の兄弟レムスが居住。
共和政ローマ時代には富裕層の高級住宅地として繁栄。
ローマ帝国時代には初代皇帝アウグストゥスを筆頭に歴代の皇帝が宮殿を建設しました。
北西の高台にある美しい花々が植えられたファルネジアーニ庭園は世界初の植物園。
南西にある160×48メートルの長方形の広場はイベント会場として使用されていた場所。
その近くにはパラティーノの丘で発掘された出土品を展示した考古学博物館があります。
北から東にかけてフォロ・ロマーノやコロッセオなどの名所が。
南から西にかけてチルコ・マッシモやサン・ピエトロ大聖堂などの名所が一望できます。
残存するレンガや石造の遺跡群から古代ローマ時代の空気を感じることのできる建築です。