MACRO
MACROについて
イタリアのビール会社Peroniの醸造所を改修し建てられた現代美術館。
展示室・レクチャーホール・読書室・ブックショップ・カフェ・レストランを完備。
黒が支配する落ち着いた空間の中心に設置された赤い巨大な塊が美術館全体に活気を与えます。
鉄パイプとワイヤーが遊歩道を支え各展示空間への動線を作り出します。
内装・外装ともにガラスが多く使用され建物の骨組みがよく分かり構造物そのものが魅力的。
トイレにあるプラスチック製のシンクは白と赤のネオンが交互に点滅し利用者を驚かせます。
中庭や屋上のテラスはフレキシブルな展示やイベントスペースとして対応可能。
場所の使い方でパブリックとプライベートの両方が味わえます。
現代アートが持つパワーに影響を受けダイナミックでありながらバランスの取れた設計。
古い住宅が建つエリアに刺激を与えアートを通して多面的文化の楽しさを発信する建築です。