トレヴィの泉(Fontana di Trevi)

トレヴィの泉_1
設計 ニコラ・サルヴィ/ピエトロ・ブラッチ
竣工 1762年
住所 Piazza di Trevi, 00187 Roma, Italy[地図
アクセス Barberini 駅 徒歩7分
公式サイト Sovrintendenza
予約 なし

トレヴィの泉について

ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス政権時代に使用された送水路をベースに建設された噴水。

古代ローマ時代にはヴィルゴ水道という名前で飲料水としても利用されてきました。

著名な文化人が集まる場所として使用されていたポーリ宮殿の壁と一体化しています。

3本の道路が集まる交差点をイタリア語でtre vieと呼ぶことからその名が付けられました。

中央の貝殻の上に立つのはギリシャ神話に登場する水の神ネプトゥーヌス。

左側に豊饒の女神ケレース・右側に健康の女神サルースが配置されています。

従順で穏やかな馬と怒り暴れる馬の2頭が貝殻の形の馬車を引く姿で変化の激しい海の性格を表現。

崖や盆地などのダイナミックな彫刻が泉から湧き出る水の流れを迫力あるものにしています。

願掛けとして投げ込まれる1日3,000ユーロものコインは慈善事業に使用されています。

自然の恵みを称え堂々とした風格が漂う白く清らかな建築です。

トレヴィの泉の写真

世界建築巡りについて

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山田育栄
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