サン・マルコの鐘楼(Campanile di San Marco)

サン・マルコの鐘楼について
造船・港湾関連施設の見張り台として建設された鐘楼。
レンガ造の正四角柱にピラミッド形の尖塔が付いた地上高98.6メートルの鐘楼。
尖塔の頂上には大天使聖ガブリエルの金色の彫像が光ります。
第17代ヴェネツィア共和国元首 Pietro Tribuno の指揮で9世紀に見張り台として建設された建物。
12世紀から14世紀にかけて数回建て替えられ1511年から1514年にかけて多くの改修が行われました。
慎重な修復作業が行われていたにも関わらず1902年に突然崩壊。
崩壊のニュースは世界各地に広がりヴェネツィア政府は再建へと急ぎました。
トスカーナ出身の天文学者ガリレオ・ガリレイは天空を勉強するための天文台として使用しました。
大理石の鐘架からはエメラルドの運河・赤茶色の屋根・青く澄んだ空の絶景が一望できます。
海を渡りヴェネツィア中心部に到着する人々を温かく出迎える建築です。
サン・マルコの鐘楼の写真






