現代世界の建築家展2023

現代世界の建築家展2023_1
会期 2023年7月22日(土)~ 2023年9月10日(日)
会場 GAギャラリー
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図
アクセス 北参道駅 徒歩2分
公式サイト GAギャラリー

展覧会の内容

世界の建築デザインの潮流を探る『現代世界の建築家展2023』へ行ってきました。

図面・模型・映像と共に建築家27組による多様なプロジェクトが楽しめる展示会でした。

気になったプロジェクト

管理人が気になった3つのプロジェクトについて簡単にまとめます。

ピタンシーニョスの工場(Factory in Pitancinhos)

設計 アイレス・マテウス(Aires Mateus)
場所 ポルトガル、ブラガ県
主な素材 コンクリート、木材

鉱物が露出する採石場の上に建設される工場。

多柱式のコンクリートのデッキの上に、木造のプラットフォームを設置する。

自然の恵みと採石という行為に敬意を払い、景観に溶け込むデザインと素材を採用した建築です。

西安オペラハウス(Xi’an Grand Theatre)

設計 ワン・シュウ&ルー・ウェンユー:アマチュア・アーキテクチャー・スタジオ(Wang Shu and Lu Wenyu:Amateur Architecture Studio)
場所 中国、陝西省
主な素材 コンクリート、レンガ、石、木材

直径360メートルの人造湖に隣接するオペラハウス。

黄緑色の施釉(せゆう)レンガと地元産の石材を組み合わせて、9つのユニットの外装に用いる。

波打つようなデザインと色合いで、南側にそびえる秦嶺山脈に共鳴する建築です。

ブラジル西中央部の灌漑農場(Irrigated Farm in West Center of Brazil)

設計 SPBRアルキテートス(SPBR arquitetos)
場所 ブラジル、バイーア州
主な素材 コンクリート、スチール

農耕地に水を人工的に供給する灌漑(かんがい)システムと施設。

直径300メートルの円形のダムの横に、直線的なスチールのパビリオンを建設する。

重厚なダムと軽量なパビリオンのコントラストが、広大な風景を幻想的に変える建築です。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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