現代世界の建築家展2022

現代世界の建築家展2022_1
会期 2022年7月23日(土)~ 2022年9月19日(月)
会場 GAギャラリー
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図
アクセス 北参道駅 徒歩2分
公式サイト GAギャラリー

展覧会の内容

世界の建築デザインの潮流を探る『現代世界の建築家展2022』へ行ってきました。

図面・模型・映像と共に建築家27組による多様なプロジェクトが楽しめる展示会でした。

気になったプロジェクト

ペスカドーレス・ビーチクラブ&レジデンス(Pescadores Beach Club and Residences)

設計 アルベルト・カラチ(Alberto Kalach)
場所 メキシコ、バハ・カリフォルニア・スル州
主な素材 鉄筋コンクリート、木材
砂漠に覆われたバハ・カリフォルニア半島の山並みに建つビーチクラブと17戸の住宅。 古代遺跡のような土色の建物群が周囲の風景に溶け込み一体化する。 インフィニティプールとオーシャンビューが楽しめるリゾートホテルのような建築です。

サン・モーリス大聖堂保護ギャラリー(Protecting Gallery of Saint-Maurice Cathedral)

設計 隈研吾
場所 フランス、メーヌ=エ=ロワール県
主な素材 プレキャストコンクリート、アルミニウム、石、砂

11世紀から16世紀にかけて建設されたサン・モーリス大聖堂の入り口を保存するためのギャラリー。

一見シンプルでありながら規則性に沿ってデザインされたアーチが特徴。

現代的なギャラリーを通して中世の空間へと訪問者を誘う建築です。

フェニックス移民博物館(FENIX Museum of Migration)

設計 MADアーキテクツ(MAD Architects)
場所 オランダ、南ホラント州

1923年に建設されたフェニックス倉庫を改修した博物館。

建物の中心を彫刻作品のようなシルバーの螺旋階段が貫く。

移民を受け入れる港として重要な役割を果たしてきたロッテルダムに相応しい建築です。

ガーディア・ゲディ・ジャユアン社(Girdear Gedi Jiayuan)

設計 ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)
場所 中国、広東省
主な素材 コンクリート、ステンレススチール、アルミニウム、ガラス

沢山の樹木が植えられた19,800平方メートルの敷地に建つ社屋。

金属製の屋根とガラス張りのヴォールド空間が特徴の近未来的なデザイン。

ヴォリュームの移動やレイアウトの変更が自由に行えるフレキシブルな建築です。

万里の長城アランヤ野外シアター(Aranya Outdoor Theatre at the Great Wall)

設計 ZAO/スタンダードアーキテクチャー(ZAO/standardarchitecture)
場所 中国、河北省
主な素材 コンクリート

緩やかな緑の斜面に細長く伸びる円形劇場。

最後部の座席から谷底の舞台へゆっくりと歩いていく。

古代ギリシャの建築様式を踏襲したシンプルで美しい建築です。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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