世界の住宅プロジェクト展2022

世界の住宅プロジェクト展2022_1
会期 2022年3月19日(土)~ 2022年6月5日(日)
会場 GAギャラリー
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図
アクセス 北参道駅 徒歩2分
公式サイト GAギャラリー

展覧会の内容

世界の住宅デザインの潮流を探る『世界の住宅プロジェクト展2022』へ行ってきました。

図面・模型・映像と共に建築家51組による多様なプロジェクトが楽しめる展示会でした。

気になったプロジェクト

大きなコルク樫に囲まれた家(House amid the tall corks oaks)

設計 フランシスコ・アイレス・マテウス(Francisco Aires Mateus)
場所 ポルトガル、アレンテージョ地方

コルク樫の木々に囲まれた未開墾の大地に建つ白い住宅。

四角形の敷地に様々な形の居住空間を複数配置する。

建物同士の間に出現する自然の眺めを楽しむ住宅です。

アイビーハウス(Ivy House)

設計 石上純也
場所 イギリス、ロンドン

ガラス張りの建物をウコギ科ヘデラ属の植物の蔦(つた)で覆った住宅。

蔦(つた)の葉の間から差し込む柔らかい光が部屋を明るく満たす。

周囲の自然に溶け込み見たことのない内観を提供する住宅です。

MRハウス(MR-HOUSE)

設計 窪田勝文
場所 日本、熊本県

L字型に折り曲げた3枚のスラブで構築された白い住宅。

光を拡散し風を捉えノイズを消去した空間を模索する。

壮大な自由を求め大海原に乗り出す船のような住宅です。

湖畔のヴォールト・ハウス(Vaulted House by a Lake)

設計 セシリア・プガ+ポーラ・ベラスコ(Cecilia Puga+Paula Velasco)
場所 チリ、ラ・アラウカニア州

アーチ型の天井を持つヴォールト様式の建物を3つ並列した住宅。

敷地の南側に広がる森に呼応するように全ての建材をパイン材で統一する。

安価なコストで自然と共に住まう贅沢を実現する住宅です。

バルベンゴの家(House in Barbengo)

設計 ウェスピ/ド・ムーロン/ロメオ・アーキテクツ(Wespi de Meuron Romeo Architects)
場所 スイス、ティチーノ州

プールのある開放的な中庭を中心に設計された住宅のプロジェクト案。

地下のエントランスホールに5つのオーバーフォール(水盤)を設置する。

ゲストの期待を超えるおもてなし体験を提供する住宅です。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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