LOUIS VUITTON &

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会期 2021年3月19日(金)~ 2021年5月16日(日)
会場 LOUIS VUITTON &
住所 東京都渋谷区神宮前6-35-6[地図
アクセス 原宿駅 徒歩2分
公式サイト なし

展覧会の内容

1854年にフランスのパリでトランク工場として創始されたファッションブランドのルイ・ヴィトンの展覧会『LOUIS VUITTON &』へ行ってきました。

メゾンとの間で絶えず育まれてきた敬意とインスピレーションの歴史を辿る旅を紹介します。

 

16歳から荷造り用木箱製造工房で働き、33歳で世界初となる旅行用鞄の専門店を創業したルイ・ヴィトン。

ファッションアイテムからインテリアまで、長い歴史の中で様々な作品を生み出してきた一流ブランド。

様々なジャンルの専門家とコラボレーションするなど、その時代を牽引する挑戦を続けてきました。

 

一流ブランドとして最先端を走り続けるために、自らの変化と他者との融合を恐れない。

ブランドの伝統とクラフトマンシップを守りながら、人々に驚きと楽しさを与える攻めの姿勢を学ぶ展覧会でした。

展示風景

ルイ・ヴィトン:受け継がれる真髄

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ミュージシャン:池田亮司「クリティカルポイント」

ルイ・ヴィトンのアーティスティックな創造性をLEDスクリーンに映し出したインスタレーション

素材 鏡、LEDスクリーン

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アーティスト:嚴培明(ヤン・ペイ=ミン)「セピア色の若きルイ・ヴィトン」

1892年に撮影された写真を基に10代のルイ・ヴィトンの顔を想像して描かれた肖像画

素材 キャンバス、油彩

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「ペインティング・トランク」

美術商のルネ・ジャンぺルのために制作されたアート作品を収納するためのトランク

素材 コーティング・キャンバス、木、ロジン、真鍮、革、テキスタイル

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「ピクニック・トランク」

エジプトのユフス・ケマル王子のために制作され50点以上のアイテムが収納できるトランク

素材 コーティング・キャンバス、木、真鍮、ロジン、モロッコ革、メゾン ピュイフォルカ製の銀食器

アーティスティック ・ コラボレーション:伝統の創造

プロダクトデザイナー:マルセル・ワンダース「ラウンジ・チェア」

3つのモジュールを組み合わせて長椅子・アームチェア・プーフとして使用できる椅子

素材 カーフレザー、木、真鍮、マイクロファイバー、ヌメ革

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アーティスト:吉岡徳仁「ブロッサム・スツール」

座面から足にかけて旋回する一体化した型で制作されたスツール

素材 アッシュウッド、カーフレザー、真鍮

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装飾家:ピエール=エミール・ルグラン「黒檀の化粧台」

アール・デコの美を見事に表現した流線型の化粧台

素材 黒檀、ポプラ材、ガラス

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「トイレタリー・ケース」

整然と区切られた収納スペースが各種アイテムをしっかりと固定するケース

素材 革、真鍮、木、銀、山羊毛、金属、ファブリック、ガラス

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左  デザイナー:カミーユ・クレス=ブロティエ「レ・タンブラン」
素材 クリスタル、エナメル、銀メッキ真鍮

右  デザイナー:カミーユ・クレス=ブロティエ「ラルブル・プルルール」
素材 クリスタル、エナメル

下  「テッド・ドゥ・ファム」
素材 クリスタル、銀、銀メッキ真鍮

シルクを彩るアート

建築家・デザイナー:ガエ・アウレンティ「ル・タン・デュ・ヴォワイヤージュ」

アウレンティがデザインした腕時計「ルイ・ヴィトン1」の文字盤をベースにデザインしたスカーフ

素材 シルク

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アーティスト:ジェフ・クーンズ「MASTERS」

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を題材にしたスカーフ

素材 ウール、シルク

アイコンの再解釈

建築家:ザハ・ハディッド「バケットバッグ」

曲線と硬質を対比させるザハの設計スタイルが反映された近未来的なバッグ

素材 エポキシ樹脂、ポリウレタン、革

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建築家:フランク・ゲーリー「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」

芸術文化支援活動への取り組みを促進する場として建設されたフォンダシオン ルイ・ヴィトンの模型

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建築家:青木淳「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店」

和紙からインスピレーションを経た繊維質のテクスチャが特徴的なルイ・ヴィトン 銀座並木通り店の模型

素材 プラスチック、木

スタイリスト:アイザック・ミズラ「ウィークエンドバッグ」

アイコニックなデザインを使用しない透明な外観でモノグラム・キャンバスの重要性を讃えたバッグ

素材 ビニール、ヌメ革、真鍮

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写真家:シンディ・シャーマン「スタジオ・イン・ア・トランク」

写真家としての自身の旅を反映しとカメラ・メッセンジャーの収納スペースが設けられたトランク

素材 コーティング・キャンバス、木、ロジン、真鍮、ヌメ革、モロッコ革、テキスタイル、絵の具、マイクロファイバー

川久保玲によるルイ・ヴィトンの世界

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左  ファッションデザイナー:川久保玲「バッグ ウィズ ホールズ」
素材 コーティング・キャンバス、ヌメ革、真鍮

 

右  ファッションデザイナー:川久保玲「バッグ ウィズ ホールズ」
素材 革、金属、マイクロファイバー

真っ白なキャンバスに見立てたバッグ

アーティスト:ジェフ・クーンズ「キーポル」

ピーテル・パウル・ルーベンス「トラ狩り」とレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を題材にしたバッグ

素材 コーティング・キャンバス、カーフスキン、金属

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ファッションデザイナー:ヴァージル・アブロー「キーポル」

虹色に煌めく光沢で視覚的なプリズムを想起させるバッグ

素材 ポリウレタン、ポリエステル、レザー、金属

アーティスト:シャバララ・セルフ「アーティー カプシーヌ」

19種類のレザーを使用し約200個のパーツを手作業で裁断&ペイントしたパッチワークが特徴的なバッグ

素材 カーフレザー、リザード、金属

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画家:アレックス・イスラエル「アーティー カプシーヌ」

カリフォルニアの波を描いた外観とサーフボードのフィンが特徴的なバッグ

素材 レザー、金属、プレキシガラス

ルイ・ヴィトンと日本:レザーグッズの伝説

アーティスト:草間彌生「ロックイット」

モノグラム・ヴェルニ・ドット・インフィニティ レザーのバッグ

素材 パテントンレザー、コットン、金属

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アーティスト:草間彌生「パンプキン・ミノディエール」

メッキやラッカーで加工を施した水玉模様のかぼちゃのパーティー・バッグ

素材 金属、ラッカー、コーティング・キャンバス、木、真鍮、レザー

モノグラム・マルチカラー キャンバス

アーティスト:村上隆「マリリン・トランク」

アリゲーターレーザーのバッグ「マリリン」を33個収納できるトランク

素材 コーティング・キャンバス、木、レザー、真鍮

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ファッションデザイナー:マーク・ジェイコブス、芸術家:村上隆「オニオンヘッド」「フラワーヘッド」「LVハンド」「パンダ」

村上隆デザインのキャラクターでネオポップな世界観を表現したブリーフケース

素材 コーティング・キャンバス、木、レザー、真鍮

アートとファッションの出逢い

左  ファッションデザイナー:キム・ジョーンズ、アーティスト:ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン「ドレッシングガウン、ジャケット、シャツ、パンツ、ボウタイ、バッグ」
素材 シルク、コットン、金属、カーフスキン、パラジウム

 

右  ファッションデザイナー:キム・ジョーンズ、アーティスト:ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン「ジャケット、シャツ、パンツ、ボウタイ」
素材 シルク、コットン、ウール、金属

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ファッションデザイナー:二コラ・ジェスキエール「ライダージャケット、エンベリッシュド、スカート、バッグ」

アニメ・ゲーム・音楽作品からインスピレーションを得た戦闘服のようなコレクション

素材 レザー、金属、ポリエステル、シルク、パラジウム

ルイ・ヴィトンと日本:ファッショナブルなラブストーリー

左  ファッションデザイナー:ニコラ・ジェスキエール、ファッションデザイナー:山本寛斎「エンブロイダリードレス、クロップトップ、コーティングパンツ」
素材 混合材料、コットン、シルク、革、金属

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左  ファッションデザイナー:ヴァージル・アブロー「ジャケット、シャツ、パンツ、テディベア」
素材 コットン、ウール、革、ベルベット

 

右  ファッションデザイナー:ヴァージル・アブロー「コズミックサングラス、シャツ、タイ、スキニーパンツ、トランク」
素材 アセテート、コットン、シルク、コーティング・キャンバス

ギフトショップ

建築家:菅原大輔

管理人のルイ・ヴィトン

2021年3月にリニューアルオープンしたルイ・ヴィトン銀座並木通り店で「ポシェット・グルネル」をゲットしました!

合わせやすいデザイン、縫製が美しいサイド、内部に秘めた鮮やかなオレンジ、牛革の高級な香り、とても気に入っています。

美術館やギャラリーの訪問、友人とのお出掛け、国内の建築旅行など、少しオシャレしたいシーンで大活躍しています。

関連動画

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

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山田育栄
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