現代世界の建築家展2021

現代世界の建築家展2021_1
会期 2021年7月17日(土)~ 2021年9月12日(日)
会場 GAギャラリー
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図
アクセス 北参道駅 徒歩2分
公式サイト GAギャラリー

展覧会の内容

世界の建築デザインの潮流を探る『現代世界の建築家展2021』へ行ってきました。

図面・模型・映像と共に建築家36組による多様なプロジェクトが楽しめる展示会でした。

気になったプロジェクト

中国医薬大学医科学博物館(China Medical University Museum of Medical Science and Art)

設計 フランク・オーウェン・ゲーリー(Frank Owen Gehry)
場所 台湾、台中市
主な素材 ステンレススチール、ガラス、石、木材、コンクリート

中国医薬大学のキャンパス内に建設予定の地上5階建ての博物館。

オーロラのように輝くシルバーの外観と白で統一された明るい内部。

医学・薬学の研究と医療サービスで世界的に認知されることを目指す建築です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト(Toranomon - Azabudai Project)

設計 トーマス・ヘザウィック(Thomas Heatherwick)
場所 日本、東京都港区
主な素材 グラスファイバー、RC、コンクリート、石、セラミックタイル、アルミニウムカーテンウォール

不規則な形状の敷地と谷の形状に沿うように建設中の都市再生プロジェクト。

多様な空間を直角のグリッドで覆うことで全体の統一感を生み出す。

緑豊かな都会のオアシスとして東京ライフをもっと楽しくする建築です。

オーチャード・ホテル(Orchard Hotel)

設計 セルガスカーノ(Selgascano)
場所 中国、山東省
主な素材 コンクリート、スチール、ガラス、木材

白鷺湾に隣接する果樹園に建設中の農園のようなホテル。

約500本の樹木と数千種類の草花に囲まれた100の客室。

自然と一体化した空間で四季の美しさを味わう建築です。

BYHMC:バビ・ヤール・ホロコースト記念館(Babyn Yar Holocaust Memorial Center)

設計 ウォルフガング・チャペラー(Wolfgang Tschapeller)
場所 ウクライナ、キエフ州
主な素材 スチール、コンクリート

1941年のバビ・ヤール大虐殺の追悼碑が建ち並ぶ国立歴史記念保護区に隣接する記念館の計画案。

80メートル四方の白い建物を複数の柱で高さ18メートルの場所に浮かべる。

開かれた屋外空間で歴史を見つめ関わることを促す建築です。

桃園市立美術館(Taoyuan Museum of Art)

設計 山本理顕
場所 台湾、桃園市
主な素材 ガラスカーテンウォール、アルミニウムパネル、スチールスロープ、コンクリート、アルミニウム

緑が植えられた30度の斜面に建設中の美術館。

現場で簡単に組み立てられる定型の立体格子と鉄骨柱を量産し工期を短縮。

スロープやパーゴラを散歩しながらアート鑑賞を楽しめる建築です。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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