【期間】2019年9月30日(月)から2019年11月29日(金)
【場所】東京都千代田区飯田橋2-18-3[地図]
【交通】東京メトロ半蔵門線・東西線 九段下駅 徒歩6分
【詳細】日建設計HP
【期間】2019年9月30日(月)から2019年11月29日(金)
【場所】東京都千代田区飯田橋2-18-3[地図]
【交通】東京メトロ半蔵門線・東西線 九段下駅 徒歩6分
【詳細】日建設計HP
ビジュアライゼーションの専門家集団として新しいCGの可能性に挑戦し続けるCGスタジオの展覧会「日建設計CGスタジオ展:Visualize+ 建築を伝えるちから」へ行ってきました。
多種多様な表現と技術から制作の裏側までCGスタジオが描く建築の世界を紹介します。
日建設計の設計部門で、設計者の案をパースや動画に落とし込むプロセスを担うCGスタジオ。
CG制作における全工程を内製化することでプロジェクトを円滑に進められることが日建設計の強みです。
1980年代にCADシステムとしてGDS(Graphic Data System)を導入後、設計図・パース・CG制作における広範囲な利用を開始。
2010年代になるとコンピューターの進化と共に膨大なデータを扱うことが可能となり、よりクオリティの高い表現が求められるように。
近年は、CG・CAD・BIM系のアプリを活用し、VRやMRなどの新しい表現手法も取り入れるなど、「建築を伝える」ために日夜邁進しています。
本展覧会では日頃見ることができないCG制作の裏側を紹介。
「建築学生や建築関係者はもちろん、CGデザイナーやクリエイターなどの同業の方にも楽しんでいただける展覧会です。
”Visualize+”というタイトルには、ビジュアライズという自分たちの仕事にプラスアルファーすることで個性を加えるという意味を込めています。」
そう語ってくれたのはCGスタジオで働く小林周平さん。
CG黎明期から携わるメンバーから若いクリエイターまで、幅広い世代で構成される少数精鋭のチームで活躍中。
日建設計では、世界の人々に豊かな空間体験を届ける仲間を募集しています。
豊かな仕事環境と確かな技術力によって支えられている日建設計の仕事。
人々の視覚と聴覚を刺激し心に触れるモノづくりのパワーと重要性を感じる展覧会でした。
東京・大阪・名古屋オフィスで働くCGスタジオのメンバーと仕事内容を紹介する展示。
クライアントや関係者への意図伝達と合意形成における材料作りがミッション。
「相手に何を伝えたいか?」によって最適な表現手法を都度判断しています。
スチールイメージ
いつの時代もプロジェクトの顔であり決めの一枚となる静止画パース。
アングル・光・質感・空気感・季節感など細部まで意識し制作しています。
ハイブリットスタイル
CGレンダリングに水彩画・ペン画・イラストなどを組み合わせた表現手法。
フルCGとは趣が異なり作り手の個性が発揮されます。
アニメーション
絵や物体を少しずつずらして一コマずつ撮影し映写することで動いているように見せる表現手法。
リアリスティックを超えたCGならではの表現で建築の未来を描きます。
マルチメディア
アニメーションにイメージ映像・図面・ダイアグラムなどを組み合わせた表現手法。
全ての提案内容が表現できることで説得力のあるプレゼンが可能となります。
モンタージュ
写真にCGを合成することで周辺環境との調和や存在感を伝える表現手法。
カメラのレンズ・露出・光源などを細かく調整することで臨場感を出していきます。
CGスタジオの制作物を約400枚のレコードに起こした展示。
レコードの裏面には担当クリエイターのワークフロー・テクニック・こだわりなどが記載されています。
管理人のお気に入りはスペインのバルセロナにあるサッカースタジアム カンプ・ノウ の改築プロジェクト。
カンプ・ノウの国際設計競技を勝ち取るためのCG制作を担当した宮川健太さんにご挨拶しました。
「時間をかけるほどアイデアが湧き出てより良いものが作れる、納得いくまで試行錯誤する終わりのない仕事です。」
モノづくりを愛する純粋さと良いものを作るために妥協しないクリエイター魂が伝わってきました。
カンプ・ノウができたらスペインに行こう!スペインの建築一覧はこちら
CGスタジオのワークフローや動画制作の裏側をインタラクティブに見れる展示。
2025年の万国博覧会誘致業務をはじめとした一大プロジェクトの数々。
CGアニメーション・マルチメディア・実写合成・手描きイラストなど様々な動画を制作しています。
CGスタジオの制作物を大きな布に印刷した展示。
管理人のお気に入りは 東急プラザ銀座 の外装であるカットガラスにフォーカスした掛け軸。
展覧会の訪問者が記念撮影したりSNS投稿する仕掛けを用意することは重要ですね◎
CGスタジオの制作物を3つの巨大スクリーンに映し出して体感できる展示。
贅を尽くした建築に憧れる管理人は中東のプロジェクトをチョイス。
約2,000作品の中から好きなものをタップして没入感と迫力のある空間を楽しめます。
「日建設計紹介:more than creative」
世界建築巡りは、インフォメーションアーキテクトの山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。
建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。
一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。
建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。
インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。
このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。
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