期間 | 2017年11月11日(土) |
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場所 | 東京都品川区北品川4-7-25[地図] |
交通 | 京急本線 北品川駅 徒歩8分 |
詳細 | ART iT HP |
+ Peter Burr
「+ Peter Burr」の内容
ブルックリン出身の芸術家ピーター・バーの作品上映&レクチャー「+ Peter Burr」へ行ってきました。
ピーター氏の歴史を辿るトークショーや代表作品5つの上映を通して独特な世界観の謎に迫ります。
子供の頃からビデオゲームやアニメーションが大好きなピーター氏。
絵を立体視する MAGYC EYE という本に出会い3D映像に興味を持ちます。
インターネットの発達に伴いコンピューターアニメーションやインスタレーション作品を数多く制作。
卓越した技術と表現は注目を集め世界各地の美術館・ギャラリー・映画祭で上映されています。
コンピューターの無機質さとフリッカー表現(光の点滅)が描くデジタルと人間社会の関係性。
無限の回路の中を彷徨うように観客自身が身体化することで作品が完成します。
どこかグロテスクでディストピアな世界観は鬱病の経験から生まれたもの。
自らの心の中に鬱積した情緒を解放し浄化するセラピー的な役割を果たしています。
世界各地を移動しながら作品を制作・再現することが大好きなピーター氏。
物作りの過程を楽しみ没頭するピーター氏のピュアな情熱を感じるイベントでした。
「+ Peter Burr」のスナップ
「+ Peter Burr」の関連動画
2012年「ALONE WITH THE MOON」
2014年「SPECIAL EFFECT」
2017年「PATTERN LAUNGUAGE」
2016年「THE MESS」
ここは美しくも邪悪な場所。
ゆえに、世界の他の地域にとっては利点がある。
彼らが最初にMESS(混乱)に送り込んだ人々は宇宙飛行士のようで、神の清浄な空気の中に密閉されていた。
今では誰も、流感予防用マスクすら着用していない。
彼らはMESS(混乱)のようなもののために空気フィルターを作ったりはしない。
私は以前、とても悪い迷信をいくつか信じていたが、STOMA(気孔:人工肛門)が私を安定させた。
地面には鹿でいっぱいの窪みがあった。
鹿たちは出て来なかった。
食べ物のためにも、何のためにも。
我々は仮設トイレの中に飢えてうずくまっている1頭を見付け、それを救い出そうとした。
鹿は悲鳴を上げた。
脚を骨折してもがいていた。
3時間前、私は国境にある供給キャビンで自慰行為をした。
私が達した時、私は重要な部分が、激烈な、膨張するスープの中で旋回しているところを想像した。
そして、私の顔は煙でいっぱいの卵のように燃え上がっていた。
顔も無く、自分の感情を気にする必要もない、酷い発疹のような痒みの残るこの方法で、私はオーガズムの余韻を楽しむことができた。
初めのうち我々は蟻たちに気が付かなかった、その静けさ。
鹿は痛ましいほどだったが、蟻は鹿とは別物だった。
蟻たちは終わることがなかった。
我々は日々、蟻たちの止め処なさに苦しめられた。
ASPAの創案者たちは、大広間に居住するかもしれないニンゲンタチニついては特に関心が無かった。
彼らはパンフレット、宣伝用の写真、欠陥の無い完璧無菌のパラダイスである。
CGIレンダリング(コンピュータ生成画像)の内部に住んでいた。
500ものバスルームがあなたの居場所。
そもそも私たちは、建造物がどのように野生化するのかということや、山積みになった大量のコンクリートやガラスまでもが、間接的で微妙な力を発揮し得るということを理解していなかったのだ。
世界建築巡りについて
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