期間 | 2015年9月19日(土)から2015年11月3日(火) |
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場所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図] |
交通 | 東京メトロ副都心線 北参道駅 徒歩2分 |
詳細 | GAギャラリーHP |
STUDY MODELS展/GEHRY×FUTAGAWA展
「STUDY MODELS展」の内容
普段目に触れることのない模型たちと共に妹島和世氏と西沢立衛氏の設計プロセスを追体験する展示会。
多様なアイデアを出しながら自由な発想で作られた500分の1の企画提案段階の模型。
外観や骨組みなど基本的な形状を決定する過程で作られた200~100分の1の基本設計段階の模型。
インテリアを置き視線・動線・光の抜けなど全ての情報を整理する50~10分の1の実施設計段階の模型。
柱・梁・屋根など細かな構造を構造事務所や施工者に伝えるために作られた実寸大の模型。
頭の中のイメージを形にしあらゆる要素での検討を重ね施主や現場の施工者に伝える。
1つのプロジェクトを完成させるために欠かせない膨大な数のスタディ模型がそこにありました。
「STUDY MODELS展」のピックアップ
管理人が気になった建築について簡単にまとめます。
すみだ北斎美術館
【設計】妹島和世
【場所】東京都
【詳細】すみだ北斎美術館HP
江戸時代を代表する浮世絵師葛飾北斎の顕彰と地域の産業や観光に寄与する拠点として計画された美術館。
四角いキューブに入れられた複数の三角の切り込みが特徴のモダンな外観。
内部の作品と外部の建物の両方が記憶に残る存在を目指して設計された建築です。
軽井沢千住博美術館
【設計】西沢立衛
【場所】長野県
【詳細】軽井沢千住博美術館HP
既存の敷地と地形に合わせて緩やかに傾斜するランドスケープのような一室空間の美術館。
シルバースクリーンとUVカットガラスが光を制御する明るく開放的な空間。
150種類60,000株を超える色とりどりの草花に包まれながら自然と芸術を感じることのできる建築です。
「GEHRY×FUTAGAWA展」の内容
建築家として50年に及ぶキャリアを積み世界各地で多くの建造物を手掛ける巨匠フランク・ゲーリー。
良いと思った建物は工事中から何度も通い完成後は季節ごとにカメラに収め続けた建築写真家の二川幸夫。
膨大なアーカイブの中から厳選されたゲーリー建築を大判プリントと高解像度4Kモニタで展示。
世界的建築家が設計した建物の最も良い表情を収めた写真たちが堪能できました。
「GEHRY×FUTAGAWA展」のピックアップ
管理人が気になった建築について簡単にまとめます。
マルケス・デ・リスカル・ホテル
【場所】スペイン
【詳細】Hotel Marques de Riscal HP
デザイン・芸術・美食・ワインそして緑豊かな風景を記憶に残すために建てられたホテル。
葡萄をモチーフにしたとされる紫・ブロンズ・シルバーの波打つ屋根が強烈な印象を与えます。
建物の中からどのような視界が広がっているのか興味をそそる建築です。
トレド大学ビジュアルアーツセンター
【場所】アメリカ
スタジオアート・美術教育・美術史などを学ぶトレド大学芸術学部の施設。
大きなガラスのカーテンウォールを配した正面玄関とは対照的に要塞のようなハードな表情を見せる反対側。
ユニークなボリュームの組み合わせで中からも外からも360度違う表情が楽しめる建築です。
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム
【場所】ドイツ
スイスの家具メーカーが所有するヴィトラ・キャンパスと呼ばれる工場敷地内にある美術館。
白い漆喰のファサードと亜鉛の屋根というシンプルな色使いは多様な展示に対応できます。
どの角度から見ても美しく世界をリードするデザイン博物館として相応しいデザインの建築です。
ウォルト・ディズニー・コンサートホール
【場所】アメリカ
【詳細】LA Phil HP
文化・芸術・音楽の素晴らしさを多くの人々に広めるために建てられたコンサートホール。
ステンレス製のクールな外観からは想像できない木製パネルで構成された温かみのある内部のメインホール。
人目を惹くデザインと音楽堂としての音響効果の両方が計算しつくされた質の高い建築です。
「STUDY MODELS展/GEHRY×FUTAGAWA展」の関連書籍
世界建築巡りについて
世界建築巡りは、インフォメーションアーキテクトの山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。
建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。
一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。
建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。
インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。
このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。
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