世界の住宅プロジェクト展2021

世界の住宅プロジェクト展2021_1
会期 2021年3月20日(金)~ 2021年6月20日(日)
会場 GAギャラリー
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14[地図
アクセス 北参道駅 徒歩2分
公式サイト GAギャラリー

展覧会の内容

世界の住宅デザインの潮流を探る『世界の住宅プロジェクト展2021』へ行ってきました。

図面・模型・映像と共に建築家45組による多様なプロジェクトが楽しめる展示会でした。

気になったプロジェクト

光の洞窟:Cave of Light

設計 藤本壮介
場所 不明

円錐の外皮が居住空間を柔らかく包み込む住宅のプロジェクト案。

円形のワンルームに、リビング・ベッド・バスを均等に割り当てたミニマムな暮らし。

開放性と洞窟性の両方の魅力を兼ね備えた住宅です。

ププヤの住宅:House in Pupuya

設計 クリスティアン・イスキエルド(Cristián Izquierdo)
場所 チリ・カルデナル カロ県

全方角で眺望が楽しめるガラス張りのファサードを設けた住宅。

4枚のコンクリート壁を土台に、木材のプレハブキットで2階を建設。

卍型の空間構成で工期短縮とアクセシビリティを実現した住宅です。

オレイロスの住宅:House in Oleiros

設計 イリサーリ+ピネェラ(Irisarri + Piñera)
場所 スペイン・ガリシア州

ガラス張りのファサードが特徴的な海を望む住宅。

3つの座標に複数のユニットを点在させることで、密集状態と過疎状態を作り出す。

それぞれの住人が外との繋がりを選択できる住宅です。

カナル・ハウス:El Canal House

設計 マックス・ヌニェス(Max Núñez)
場所 チリ・サンティアゴ県

最大25メートル・樹齢40年の栗の木々に囲まれた住宅。

かまぼこ屋根のスペースを交互に配置し、土壁とガラスのコントラストを楽しむ。

自然の天蓋の下で季節の移ろいをダイレクトに感じる住宅です。

太陽の家:House of the Sun

設計 フラン・シルベストレ(Fran Silvestre)
場所 スペイン・アンダルシア州

スペイン出身の彫刻家のアンドリュー・アルファロ・エルナンデス(Andreu Alfaro Hernández)の作品「宇宙の扉:La puerta del Universo」にインスピレーションを受けた住宅。

真っ白な円周のボリュームが、空と地平線に向かって開かれた中庭を優しく囲う。

開かれた空間と閉じられた空間の関係性を楽しむ住宅です。

イエジの民家改修計画:Project Renovation Traditional House in Jesi

設計 ウェスピ/ド・ムーロン/ロメオ・アーキテクツ(Wespi de Meuron Romeo Architects)
場所 イタリア・マルケ州

農家の伝統的な建物をリノベーションした煉瓦造の住宅。

壁に開けられた複数の穴に照明を設置し、ランタン効果で落ち着いた空間を演出する。

伝統的な外観とモダンで開放的な室内の対比を楽しむ住宅です。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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