東京都庭園美術館(Tokyo Metropolitan Teien Art Museum)

東京都庭園美術館について
1906年に旧皇族の朝香宮鳩彦王が創設した朝香宮家の邸宅を改装した美術館。
留学先のパリで開催されたアール・デコ博で様式美に魅せられた鳩彦王夫妻。
帰国後にアール・デコ様式を取り入れた自邸の建設を開始しました。
室内空間の仕上材には各部屋の意匠に合わせて様々な木材が使用されています。
二階の広間・廊下・階段の壁は外国製の漆喰が使用されています。
邸宅の窓や建具には凹凸模様の付いた型板ガラスが使用されています。
二階の居室にはドイツから輸入された色鮮やかな壁紙が使用されています。
波打つ姿が美しい三保谷硝子製のガラス壁の渡り廊下を通って新館へ。
かまぼこ型の天井が特徴の開放的なアトリウムを中心に展示室とミュージアムショップが設置されています。
歴史的建造物と新しい空間を組み合わせることでこれからの芸術の在り方を問いかける建築です。
東京都庭園美術館の写真






















































































































