東京カテドラル聖マリア大聖堂(St. Mary's Cathedral Tokyo)
設計 | 丹下健三 |
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竣工 | 1964年 |
住所 | 東京都文京区関口3-16-15[地図] |
アクセス | 東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩15分 |
公式サイト | 東京カテドラル聖マリア大聖堂 |
予約 | なし |
東京カテドラル聖マリア大聖堂について
東京カテドラル聖マリア大聖堂は、カトリック東京大司教区が管理・運営する司教座聖堂です。
東京都文京区関口に位置し、カトリック関口教会としても知られています。
大聖堂は、8つのコンクリートの壁をほぼ垂直に立てかけた構造で、上面から見ると十字架の形をしています。
外装はステンレススチールで覆われており、キリストの光が人々の心を照らすような輝きを放っています。
聖堂内は最大で40メートルの高さがあり、天窓から差し込む光が神聖な雰囲気を与えています。
主祭壇の奥の壁には、薄い大理石が埋め込まれています。
大聖堂の西側には、双曲放物面の形をした鐘塔がそびえ立っています。
ドイツから輸入された4つの鐘は、日本独特の音色を奏でるように作られています。
鐘塔の西側には、聖母マリアが現れたとされるフランスのルルドの洞窟を再現した祈りの場があります。
地下墓地に眠る設計者の丹下健三に見守られながら、人々に愛され続けている建築です。