クリスタルビュー(Crystal View)
クリスタルビューについて
クリスタルビューは、葛西臨海公園展望広場に建つレストハウスです。
葛西臨海公園を大きな庭として捉え、1989年に竣工した葛西臨海水族園のガラスドームとレストハウスの直方体を、一対の庭石に見立てて配置されました。
葛西臨海公園駅から東京湾に向かって真っ直ぐに伸びる遊歩道の先端に位置し、緩やかな坂を上った視線の先で辿り着くアイストップとして機能しています。
地上2階・地下1階の建物は、幅75メートル、奥行7メートル、高さ11メートルの細長い直方体です。
白い鉄骨フレームを組み上げた立体トラス構造を採用することで、内部に柱を置かない軽やかな無柱空間を実現しました。
全面ガラス張りのファサードは、天候や時間帯によって異なる表情を映し出します。
館内は、白い磁器のタイルが貼られた壁を基軸に、階段とスロープで緩やかに上っていく構造です。
歩みを進めるごとに視界が開け、景色が移り変わっていく演出は、空中を散歩しているかのような感覚を味わえます。
1階の展示スペースでは、葛西の埋め立ての歴史や、自然環境、野鳥について紹介しています。
2階の展望スペースでは、東京湾や房総半島のパノラマが広がり、空・海・風と一体になるような、クリアな心地良さに包まれます。
地下1階には、海辺で楽しめるカフェがコンセプトの CRYSTAL CAFE があり、軽食を楽しむことができます。
谷口吉生が得意とする、「建築を風景の背景に徹する」という思想が表れた建築です。
クリスタルビューの写真















