タイ建築巡り2019

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【期間】2019年9月29日(日)から2019年10月4日(金)の4泊6日

【費用】航空代金&宿泊料10万円+現地出費5万円=合計15万円

 

タイのアユタヤ県・パトゥムターニー県・バンコク都へ建築旅行に行ってきました。

今後タイへ行く方の参考になるよう、訪れた建築の概要・街の様子・グルメ情報などをまとめています。

 

タイ建築巡り1日目

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羽田空港から運航する JAL に乗ってタイへ出発!

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約6時間のフライトを経てサムットプラーカーン県バーンプリー郡にある スワンナプーム国際空港 に到着。
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ドイツ出身の建築家ヘルムート・ヤーン(Helmut Jahn)が設計した未来感溢れるデザイン。

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スワンナプーム国際空港とバンコク中心部を結ぶ鉄道エアポート・レール・リンクの乗り場へ。

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券売機でトークンと呼ばれるコイン型のチケットを購入。

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改札機にトークンをタッチして乗車します。

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30分ほどでラーチャプラーロップ駅(Ratchaprarop)に到着。

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夜が明けたばかりの薄明るいバンコク。

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早朝のアーケードをぶーらぶら。

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バンコクの可愛い猫さんに初対面(ΦωΦ)

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街のあちこちでチャクリー王朝第10代国王のラーマ10世の看板を見かけます。

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早朝から賑わうマーケットに遭遇。

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屋台と衣類が交じっててカオスな感じです(笑)

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タイの民家や商店の軒先には神様を祀る祠が置かれています。

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今回の宿泊先 Centre Point Pratunam に到着。

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สวัสดีค่ะ(サワディーカー)♪

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エアコン効き過ぎて激寒のロビー。

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東南アジアで展開する配車サービス Grab を初利用。

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民間のタクシーもGrabで拾えます。

ワット・ポー_1

市民が芸術を学べる教育の場として建設されたバンコク最大&最古の寺院(卧佛寺)

広さ80,000平方メートルの敷地に一流の専門家と職人による様々な作品が作られました。

敷地内のあちこちで楽しそうに勉強や習い事に励む子供たちの姿が見れました。

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お寺の可愛い住民に遭遇(ΦωΦ)

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あっちにもこっちにも猫さんが(ΦωΦ)

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ベスポジでポーズを取っていただきありがとうございます(ΦωΦ)

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バンコクを南北に横断するチャオプラヤー川を渡るため秘密の?船乗り場へ。

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今にも壊れそうな船乗り場のゲートで乗船料を払います。

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チャオプラヤー川クルーズへいざ出発!

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昨年のヴェネツィア建築旅行を思い出すこの感じ。

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どんなにデジタル化が進もうともずっと変わらないでいてほしい風景がそこにありました。

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10分ほどで向こう岸に到着。

ワット・アルン_1

バンコクを南北に横断するチャオプラヤー川の川沿いに佇む寺院(暁の寺)

インド神話に登場するメール山(Mount Sumeru)を象徴するデザインです。

階段の傾斜が強いので足元に気を付けながら建築撮影に挑みました。

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「暑くて動けないニャ~(ΦωΦ)」

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昼食を食べにチャオプラヤー川沿いのタイ料理店 Bitter Deck へ。

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看板猫さんはお昼寝中です(ΦωΦ)

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สวัสดีค่ะ(サワディーカー)♪

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ワット・アルンが見える素敵なテラス席へ。

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シャキシャキ野菜の麺料理とブルー・ハワイを頂きました。

ロイヤル・グランド・パレス_1

1782年にチャクリー王朝を創立したラーマ1世が建設した王宮。

タイ国王の宮殿・寺院・官庁などの建物が集まる場所として国家行事にも使用されています。

敷地面積が広過ぎる上に暑さでヘトヘトだったのでとても全部は周れませんでした。

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金運アップを願って黄金の仏塔をスリスリ。

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主要観光地は三輪自動車のトゥクトゥク(TukTuk)の出待ちが多めです。

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疲れたので宿泊先のホテルに早めに戻るなど。

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日本と比べて部屋が広いのは嬉しいですね。

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家電や食器も揃ってるので自炊ができます。

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旅の疲れを取るバスタブはとっても重要です。

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バルコニーからのパノラマビュー。

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大通りが近いので若干騒音が気になります。

バルコニーからの眺望はこちら☆

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夕食を食べにホテル1階のレストランへ。

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何気なく頼んだガパオ炒め(Gapao)がすごく辛くて半分も食べれませんでした(><)

タイ建築巡り2日目

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昨日の夕食のトラウマを消す勢いでジャパニーズ・ブレックファーストをルームサービス。

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タクシーに揺られること約1時間15分で古都アユタヤのアユタヤ歴史公園に到着。

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観光客用の商店街を突っ切るなど。

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豊かな生態系が残る公園一帯がユネスコの世界文化遺産に登録されています。

ワット・プラ・シーサンペット_1

1351年にアユタヤ王朝を創立したラーマーティボーディー1世が建設した寺院。

レンガ造の外壁に囲まれた長方形の敷地に3つの仏塔と修道施設が並んでいます。

時空を超えた空間で当時の栄華に思いを馳せました。

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アユタヤ歴史公園には寺院や博物館など見どころが沢山あるので時間がある方は是非周ってみてくださいね☆

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バンコクのお寺は猫が多いけどアユタヤのお寺は犬が多め(U・x・U)

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遺跡に溶け込み過ぎて踏んじゃいそうになるので注意して歩きましょう。

バンコク大学ランシット分校_1

タイの私立大学で最古&最大の大学の分校。

創造的な学習環境と実践的なカリキュラムによりハイレベルなグローバル人材を輩出しています。

大学のキャンパス見学は20歳当時の気分に戻れるので若返りたい方にオススメです。

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広~いキャンパスを周るにはミニバスが便利。

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テーマパークのように周れて楽しかったです。

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昼食を食べにキャンパス内の食堂 BU Cafeteria へ。

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สวัสดีค่ะ(サワディーカー)♪

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どーれーにーしーよーうーかーなー。

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かなり薄味の海老チャーハンのカオ・パット・クン(Khao Phat Kung)を頂きました。

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バンコク中心部に戻って街歩き。

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登録制の自転車レンタルサービスで都内を周るのもいいですね。

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夕食はルームサービスの揚げ春巻きで軽めに済ませました。

タイ建築巡り3日目

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目的地に到着するなり猫さんがお出迎え(ΦωΦ)

ジム・トンプソン・ハウス_1

タイのシルクを世界に広めたアメリカ人実業家のジム・トンプソンの住宅。

タイの伝統文化を愛しつつオリジナルであることを好むジムのこだわりが詰まった家です。

多言語のガイドや資料が充実していて観光地としての満足度が抜群に高かったです。

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今回ジム・トンプソン・ハウスを案内してくれたのは大学で日本語を学んだというMethapanさん。

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美術品が並ぶパティオで撮影した1枚。

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良い感じに現地に染まってきました。

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昼食を食べにジム・トンプソン・ハウス内のタイ料理店 Jim Thompson a Thai Restaurant へ。

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สวัสดีค่ะ(サワディーカー)♪

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鯉が泳ぐ静かなテラス席へ。

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ローストチキンのガイ・ヤーン(Gai Yang)とジム・トンプソン・カクテルを頂きました。

タイ・クリエイティブ&デザインセンター_1

1940年に建設されたバーンラック中央郵便局の南館を改装したコワーキングスペース。

デザイン関連の展覧会・講演会・ワークショップなど様々なプログラムを運営しています。

お安い1dayパスでデザイナーズ家具に囲まれたオシャレ空間を見学できました。

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次なる目的地の予約時間に到着したところ、急遽企業イベントの割り込み&貸し切りが発生!

時間潰しに近くの DEAN & DELUCA へ。

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苺のショートケーキとアイスコーヒーを頂きました。

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2時間後にようやく入場開始した挙句更に並ぶこと1時間、みんなちゃんと事前予約してるのに酷いよね~!

キング・パワー・マハナコーン_1

地上314メートルの高さを誇るタイで最も高い超高層ビル。

デジタル画像を構成する最小単位のピクセルを不規則に積み重ねた外観。

次回訪れる際はレストランやバーも利用してみたいです。

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78階のスカイウォークで渾身のハイチーズ(;゚Д゚)

キング・パワー・マハナコーンから見えるバンコクの夜景はこちら☆

タイ建築巡り4日目

ナイイパ・アート・コンプレックス_1

飲食店・美容院・ギャラリー・スタジオ・オフィスなどを収容する複合施設。

木々の成長に伴いガラス張りの建物が溶け込み森となることを意図しています。

次回訪れる際はカフェやマッサージもゆっくり楽しみたいです。

ザ・コモンズ_1

利用者同士のコミュニティ形成を目的に構築された商業施設。

心地良い風が吹き抜ける1階のオープンスペースでは思い思いの時を過ごせます。

開放的だけど守られている不思議な安心感がありました。

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昼食を食べに1階のタイ料理店 Soul Food 555 へ。

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米麺のパッタイ(Phad thai)とスモークされたココナッツジュースを頂きました。

タイ銀行ラーニングセンター_1

タイの中央銀行であるタイ銀行が運営する学習施設。

かつて紙幣印刷工場として使用されていた建物を改装。

タイの通貨やタイ銀行の歴史についてスタッフさんたちが丁寧に案内してくれました。

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休憩しに地下1階のカフェへ。

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フルーツのデニッシュとアイスコーヒーを頂きました。

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一休みしたところでいざチャオプラヤー川横断の旅へ出発!

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全長475メートルあるラーマ8世橋の真下で人間の技術力の凄さを感じるなど。

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ラーマ8世橋は塔から斜めに張られたケーブルを橋桁に繋ぎ支える斜張橋です。

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チャオプラヤー川を行き交う水上タクシー・水上バス・フェリーは今も昔も国民の重要な交通手段です。

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チャオプラヤー川をボーッと眺めていると沖に向かって凄い勢いで泳ぐ生物を発見。

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Σ( ̄□ ̄;)ェッッ!!?おじさん!!?

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タイ人の生命力に圧倒されつつ向こう岸に到着。

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可愛い案内人に迎えられてラマ8世公園へ(ΦωΦ)

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良い香りが漂うプルメリアの並木道に出会いました。

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夕食はルームサービスのピザを頂きました。

タイ建築巡り5日目

バンコク現代美術館_1

モバイル事業者dtacの創設者 Boonchai Bencharongkul 氏のコレクションを展示する美術館。

地上5階建てのフロアーにはBoonchai氏が厳選した800を超える芸術作品が展示されています。

タイの歴史や伝統にまつわるアイコンをシュルレアリスムに仕上げたような作品が多かったです。

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昼食を食べに日本&タイ料理店 Raan-Keng へ。

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สวัสดีค่ะ(サワディーカー)♪

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テーマカラーのブルーで統一されたお店にキュンキュンします(♥´∀`♥)

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看板メニューの青紫色のビールを注文。

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バタフライピー(Butterfly Pea)と呼ばれるタイ原産の植物の搾り汁を使用しています。

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日本食が恋し過ぎて焼き鳥と玉子焼きを頂きました。

セントラル・エンバシー_1

タイの商業施設経営会社のセントラル・グループが運営する複合施設。

約30万枚のアルミニウムパネルで覆われた非対称のデザインが魅力の建物。

建物が大き過ぎるので外観の写真撮影は厳しかったです。

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商業フロアーの上にあるパークハイアットのプールからの眺め。

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ところでバンコク中心部は排気ガスとPM2.5で空気が汚れているため割とマスクしてました。

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バンコクの名物「ザ・渋滞」にハマって到着予定時刻より大幅に遅れることもしばしばあります。

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エアポート・レール・リンクに乗ってスワンナプーム国際空港へ。

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色んな想い出を胸に抱きながら帰路へと向かいました。

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ショッピングの時間が無かったので今回の戦利品はお皿のみです(笑)

まとめ

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13世紀に仏教が伝来し国民の約95%が仏教徒を占める信仰心に熱い国タイ。

神様や歴史に敬意を払い豊かな自然と遺跡群が残る古都アユタヤ。

更なる経済成長を目指して高層ビルや高速道路が続々と建設される首都バンコク。

多様なテイストが入り混じる矛盾と手に負えないエネルギーを感じる建築旅行でした。

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

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山田育栄
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