新芳春茶行(Sin Hong Choon)

新芳春茶行_1
設計 不明
竣工 1934年
住所 103台湾台北市大同區民生西路309號[地図
アクセス 雙連駅 徒歩11分
公式サイト なし
予約 なし

新芳春茶行について

かつて茶屋兼住居として使用され台湾茶の歴史を伝える歴史的建造物。

台北中心部の大稲埕(Dadaocheng)と呼ばれる地域。

清末から日本統治時代にかけて社会・文化・経済・貿易の中心地として栄えました。

1860年にイギリスの商人ジョン・ドッド(John Dodd)が来台。

1864年に会社を設立し中国福建省泉州市安渓県の苗木を農家に貸与。

生産後に茶葉を買い取り世界に輸出する貿易事業で経済的恩恵をもたらしました。

1階のギャラリーでは茶葉・貿易の歴史・商人の生活・精錬所・倉庫を展示。

2階のレセプションルームでは所有者の家具・調度品・服飾品を展示。

3階のファミリールームでは所有者の祭壇と家具を展示しています。

台湾と西洋の混在する建築様式が国境を越えた交流を物語る建築です。

新芳春茶行の写真

新芳春茶行の動画

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

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山田育栄
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