艋舺龍山寺(Lungshan Temple of Manka)

艋舺龍山寺について
仏教において信仰対象となる菩薩の一尊である聖観世音菩薩を祀る寺院。
航海の神様天上聖母・学問の神様文昌帝君・商売の神様関聖帝君など合計100以上の神様を祀っています。
第二次世界大戦に米軍の砲撃で破壊された本堂の中で無傷のまま生き残った木彫りの本尊と聖観世音菩薩像。
空襲の度に観音様の膝下に避難した多くの人々の中に死傷者を出さなかった霊験は今語り継がれています。
長い歴史の中で度々改修が行われ1919年の大改修工事では中国宮殿式廟宇建築を採用。
1924年には色鮮やかで壮麗な芸術性の高い東洋建築が完成しました。
南側を正面に前殿・本殿・後殿とその左右に鐘楼・鼓楼を配し回の字に構成されています。
前殿の入り口付近に構える滝と噴水が参拝者の心を清めます。
天と地の調和を象徴する昇り龍と降り龍の蟠龍柱。
雨を降らせる力を持つ龍と固い愛の象徴である鳳凰が鎮座する屋根など。
人々の多様な願いに応えるパワースポットとして四六時中賑わう建築です。
艋舺龍山寺の写真












