設計 | 廖石成 |
---|---|
着工 | 1964年 |
竣工 | 1968年 |
場所 | 104台湾台北市中山區民權東路二段109號[地図] |
交通 | 行天宮駅 徒歩6分 |
公式HP | 行天宮 |
行天宮:Hsing Tian Kong
行天宮について
蜀漢の初代皇帝劉備に仕えた武将の関羽が神格化した商売の神様関聖帝君を祀る寺院。
鉱業王として知られていた玄空師父が私財を投じて行天宮台北本宮・北投分宮・三峡分宮を建設しました。
関聖帝君の教えである五倫八徳を軸に教育・文化・宗教・慈善・医療の5つの事業を展開。
青い法衣を着た効労生と呼ばれるボランティアスタッフが行天宮の運営を支えています。
関聖帝君の崇高な神格である忠誠心を象徴する赤色の外壁。
天と地の調和を象徴する昇り龍と降り龍の蟠龍柱。
柱と梁と接合部に施された色鮮やかな草花の装飾と八掛の絵柄。
27対の柱に記された関聖帝君の徳と業績を称える黄色い対聯。
雨を降らせる力を持つ龍と固い愛の象徴である鳳凰が鎮座する屋根など。
華やかで縁起の良い伝統建築の美しさと人々の善導強化に努めた創設者の想いを引き継ぐ建築です。
行天宮の写真
行天宮の動画
台北市の建築
新北市の建築
宜蘭県の建築
台中市の建築
台湾建築旅行記
世界建築巡りについて
世界建築巡りは、インフォメーションアーキテクトの山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。
建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。
一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。
建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。
インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。
このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。
建築旅行記の出版、展覧会・イベントの企画、建築設計事務所のサイト制作&改善などを手掛けたいと思っています。
世界建築巡りの世界観に賛同いただける方からのご連絡お待ちしています☆