グエル公園(Park Guell)

グエル公園について
グエル公園は、かつて実業家のエウゼビ・グエル(Eusebi Güell)が所有していた土地にある公園です。
当初、「自然と芸術に囲まれて暮らす住宅」として建設されましたが、所有者の死後、1924年よりバルセロナ市の公園として一般公開されています。
1984年、「アントニ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
総面積は約15万平方メートルあり、モザイク装飾が施された建物が数多く見られます。
正面の入口付近には、カタルーニャ産の粘土で作られた瓦屋根を持つ守衛小屋があります。
公園のシンボルである像は、ファイアサラマンダー(Fire salamander)と呼ばれる伝説の生き物をモデルに作られました。
メイン広場を支える多柱式の建造物は、ギリシャ劇場をイメージして建設されました。
天井には、色鮮やかなモザイク装飾が施されています。
メイン広場からは、バルセロナの街並みを一望できます。
メイン広場の西側には、波のように傾斜した柱が特徴的な回廊があります。
庭園には、オーストリアから寄贈された樹木が生い茂ります。
豊かな自然の中で、ガウディの世界観を存分に体感できる建築です。
グエル公園の写真
















































