カサ・ミラ(Casa Mila)

カサ・ミラについて
カサ・ミラは、実業家の夫ペドロ・ミラ(Pedro Milá)と妻ルゼー・セギモン(Roser Segimon)の元邸宅です。
建設当時は奇抜なデザインが受け入れられず、カタルーニャ語で採石場を意味するラ・ペドレラ(La Pedrera)と呼ばれていました。
1984年、「アントニ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界文化遺産に登録され、1987年より一般公開されています。
1986年にカイシャ銀行が購入し、大幅な改装が行われました。
2013年より、ラ・カタルーニャ・ラ・ペドレラ財団(Fundació Catalunya La Pedrera)が所有者となりました。
地上5階・地下1階建ての建物は、敷地面積が1,845平方メートルあります。
建物全体で、地中海の波をイメージした曲線のデザインが採用されています。
オーナー夫妻が居住する部屋以外は、賃貸住宅として貸し出されており、4世帯が居住しています。
各部屋のサイズは小さいものの、豪華なシャンデリアや洗練されたバスルームからは気品が漂います。
レンガ造りのフロアーには、カサ・ミラの模型やガウディチェアが展示されています。
ユニークなデザインの煙突が並ぶ屋上のテラスでは、コンサートやライトアップなどのイベントが開催されています。
バルセロナを代表するグラシア通りに相応しい、優雅な佇まいの建築です。
カサ・ミラの写真
















































