カサ・バトリョ(Casa Batllo)

カサ・バトリョについて
カサ・バトリョは、繊維業で成功した実業家のジョセップ・バトリョ(Josep Batlló)の元邸宅です。
建物は、1877年にエミリオ・サラ・コルテス(Emilio Sala Cortés)の設計で建設されました。
1906年、教え子のアントニ・ガウディの設計で大胆に改築されました。
オリジナルの建物に、6階、屋根裏部屋、地下が増築され、地上6階・地下1階建てになりました。
その他、ファサード、メインフロア、内壁、階段、中庭、屋根が改築されました。
総面積は4,300平方メートル、床面積は450平方メートル、高さは32メートル、幅は14.5メートルあります。
建物の中央にある吹き抜けは、青色のタイルが貼られており、地中海を彷彿とさせます。
1階のダイニングルームには、パノラマに開いたステンドグラスの窓があります。
曲線を描く木の手摺、窓枠、ドア、ガウディチェアからは、木の温もりを感じ取れます。
ユニークなデザインの煙突が並ぶ屋上からは、バルセロナの街並みを一望できます。
1969年に重要文化財に指定され、2005年に「アントニ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
1993年、棒付きキャンディ「チュッパチャップス」の創設者のエンリック・ベルナト(Enric Bernat)がカサ・バトリョを買収・修復し、1995年より一般公開されています。
洞窟を探検するように散策し、いたる所に手仕事の豊かさを感じる建築です。
カサ・バトリョの写真






































