ヒラルディ邸(Casa Gilardi)

ヒラルディ邸について
Martin Luque と Pancho Gilardi が友人たちと過ごす場所として建設した邸宅。
現在はLuqueファミリーが住む邸宅として一部公開しています。
既に建築家として引退していたためプロジェクトの引き受けを拒否していたバラガン。
しかし敷地を訪れた際に紫色の花を咲かせる美しいジャカランダの木に魅了され設計を引き受けました。
外壁にはモルタルの仕上げ方法の1つであるスタッコ(化粧漆喰)で覆われたレンガを使用。
建物の配色はメキシコの芸術家チューチョ・レイズ(Chucho Reyes)の絵画から採用しました。
黄色く塗られた窓から金色の光が充満する沈黙の廊下。
天窓から差し込む陽の光がアクセントとなるスイミングプールとダイニングルーム。
10×36メートルの敷地の中央には住人だけが楽しめる秘密の中庭があります。
色と光の遊びを通して様々な感覚を提供するバラガン最後の仕事に相応しい建築です。
ヒラルディ邸の写真




































































