サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)
設計 | アントニ・ガウディ |
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竣工 | 2026年予定 |
住所 | Carrer de la Marina 253, 08013 Barcelona, Spain[地図] |
アクセス | Sagrada Familia 駅 徒歩2分 |
公式サイト | サグラダ・ファミリア |
予約 | チケット購入 |
サグラダ・ファミリアについて
サグラダ・ファミリアは、1882年より建設中のキリスト教のカトリック教会です。
1984年、「アントニ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
長年、ガウディの死から100年後となる2026年の完成を目指していました。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2026年の完成は不可能であることが公式に発表されました。
建設費用の財源は、個人からの寄付と観光収入で賄われています。
自然主義と抽象表現主義の彫刻を施した、新旧融合のデザインが特徴です。
聖堂の東側にあるキリスト生誕のファサードには、受胎告知をはじめとする聖書に基づいた彫刻が施されています。
中央にキリスト生誕の像、左下に東方三博士、右下に羊飼いの彫刻が見られ、教会内見学のメイン入り口として使用されています。
聖堂の南側に位置する栄光のファサードは、ガウディが構想した模型を基に現在建設中です。
貝殻の聖水盤と教会の全体計画模型が設置されています。
聖堂の西側にある受難のファサードは、最後の晩餐をはじめとした彫刻が施されており、聖人の彫刻にはガウディの像も含まれています。
扉にはキリストの福音書が描かれ、床にはイエス・キリストのエルサレムへの入城シーンが描かれています。
聖堂の北側に位置する主祭壇には、イエス・キリストの像とパイプオルガンがあります。
聖堂内に立ち並ぶ樹木のような柱の切削には、3DデザインソフトやCNC加工機が使用されています。
抽象的なデザインのステンドグラスからは、柔らかな虹色の光が室内に差し込んでいます。
塔の上部からは、ほぼ平坦な旧市街と、正方形の街区が並ぶ新市街を一望できます。
スペインの歴史を見守り、未完の傑作として成長を続けている建築です。