タイル美術館(Tiled Pavilion Museum)

タイル美術館_1
設計 不明
竣工 1472年
住所 Cankurtaran Mahallesi Osman Hamdibey Yokuşu, Gülhane, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey[地図
アクセス Gülhane 停留所 徒歩6分
公式サイト なし
予約 なし

タイル美術館について

タイル美術館は、セルジューク朝やオスマン帝国時代に制作された作品を展示する美術館です。
1472年、オスマン帝国の第7代皇帝メフメト2世がトプカプ宮殿の第一庭園内に建設し、キオスクと呼ばれる離れとして使用されていました。
修復が完了した1880年以降、タイル美術館として使用されています。
オスマン様式の2階建ての建物は、ギリシャ十字の間取りが採用されています。
オスマン帝国時代の建築物には宗教的なものが多い中で、タイル美術館は最も古い非宗教の建築物と言われています。
建物の正面には、青いモザイクタイルで装飾されたエントランスと、14本の柱で支えられた大理石のアーケードがあります。
イランのペルシャ様式のファサードを持つことから、ペルシャ人の建築家によって設計されたと考えられています。
中央のサロンと6つの展示室には、イズニクとキュタヒヤの陶器やミレトスの鋳造品など、約2,000点の作品が展示されています。

タイル美術館の写真

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山田育栄
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