パサバグ・バレー(Pasabag Valley)
設計 | なし |
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竣工 | 不明 |
住所 | 50500 Aktepe Avanos Nevşehir, Turkey[地図] |
アクセス | ネヴシェヒル・カッパドキア空港から車で34分 |
公式サイト | なし |
予約 | なし |
パサバグ・バレーについて
パサバグ・バレーは、数百万年にわたる風雨の浸食によって形成された奇岩が点在する渓谷です。
柔らかい凝灰岩が削られ、硬い岩石が残ることで独特の形状が生まれました。
パサバグとは、ギリシャ語で「パサの葡萄畑」という意味です。
ビザンティン帝国時代には、この渓谷にギリシャ人が居住していました。
渓谷が葡萄畑の真ん中に位置していたことからその名が付けられ、今でもブドウ畑が広がっています。
英語ではモンクス・バレー(Monks Valley)とも呼ばれ、僧侶の丘を意味しています。
パサバグ・バレーには、双子のような岩や三重の岩頭を持つ岩など、カッパドキアでも珍しい奇岩が存在しています。
妖精の煙突には、キリスト教の隠者たちが使用していた洞窟住居や礼拝堂があります。
円錐形の頭が3つある妖精の煙突には、聖シメオンを祭る礼拝堂と隠者の住居があります。
隠者たちは円錐形の岩の頂上に小さなシェルターを作り、そこで暮らしていたと考えられています。