南洋理工大学:ラーニング・ハブ(Nanyang Technological University:Learning Hub)

設計 トーマス・ヘザウィック(Thomas Heatherwick)
竣工 2015年
住所 52 Nanyang Ave, Singapore 639816[地図
アクセス Gaia 駅 徒歩4分
公式サイト なし
予約 なし

南洋理工大学:ラーニング・ハブについて

ラーニング・ハブは、ナンヤン工科大学の多目的施設です。
蜂の巣のような姿から、ハイブ(Hive)という愛称で親しまれています。
建物のデザインは、1つの箱のような従来の校舎ではなく、それぞれの教室が重なるように設計されました。
丸みのある12棟のタワーが集まり、吹き抜けのアトリウムを中心に各所へアクセスできます。
建物全体は、自然な空気の流れによって換気されています。
2013年、シンガポール建築建設局(BCA)のグリーン建築評価制度(Green Mark)でプラチナ賞を受賞しました。
地上8階の校舎には、56の円形の教室、アトリウム、バルコニー、屋上庭園があります。
教室の温度は、空気や液体が温度差によって移動する対流を利用して最適化されています。
階段とエレベーターには、イタリア出身・イギリス国籍のイラストレーターのサラ・ファネリ(Sara Fanelli​​)による700枚のドローイングが鋳込まれています。
共有スペースを多く確保することで、人々の交流を生み出す建築です。

南洋理工大学:ラーニング・ハブの写真

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

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一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

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インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

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山田育栄
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