ザヘンタ国立美術館(Zacheta National Gallery of Art)

ザヘンタ国立美術館について
1860年に設立された芸術奨励協会TZSPの本部として建設された施設。
現在は現代美術の普及を目的とした展覧会やイベントを行うギャラリーとして運営。
若手アーティストの支援や海外アーティストとの交流にも力を入れています。
ローマ建築の構成に基づいた古典主義建築と新しい建築方式を織り交ぜたネオルネサンス様式の建物。
階段の吹き抜けや展示室の天井は様々なバリエーションのモールディングで縁取られています。
地上2階地下1階の真っ白な空間に展示室・図書館・マルチメディアホール・レストランを所有。
近年はヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に出展する作品の審査会場としても使用されました。
第二次世界大戦でナチスドイツ軍の侵略を受けた美術館。
1939年から1945年にかけて占領されていたものの建物の損傷は軽度で済みました。
悲惨な時代を乗り越えてきた強さが気品あるオーラとして表れている建築です。
ザヘンタ国立美術館の写真






































