ワルシャワ・バービカン：Warsaw Barbican

ワルシャワ中心部の北側を守るために建設された旧市街と新市街を繋ぐ要塞。

現在は観光客が行き交うアーティストの露店街として親しまれています。

1548年にイタリア出身の建築家 Jan Baptysta Wenecjanin の設計でゴシック様式の要塞を建設。

レンガ造りの高い防壁と深い堀が都市を破壊から守るようデザイン。

要塞として機能したのは1655年から1660年に行われた北方戦争でスウェーデンの侵略を受けた時のみ。

第二次世界大戦でナチスドイツ軍の侵略を受け破壊され1952年から1954年にかけて再建されました。

ポーランド南西部の都市ヴロツワフとニサで破壊されたゴシック建築のレンガを再利用しています。

1983年にワルシャワ・バービカンの南西部に子供兵士の彫刻を制作。

1944年のワルシャワ蜂起でナチスドイツ軍に抵抗した多くの子供たちの勇気を称えています。

時空を超えてワルシャワの平和な今を温かく見守る建築です。

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