世界平和の門(World Peace Gate)
世界平和の門について
1988年のソウルオリンピック開催時に建設されたオリンピック公園の正門。
高さ24メートル・幅62メートル・奥行き37メートルの美しく荘厳な外観。
248平方メートルの地下1階と289平方メートルのデッキ階があります。
4人の神様・青龍・赤鳥・白虎・亀蛇が描かれた色鮮やかな両翼は西洋画家の Geum-Nam Baek の作品。
陰陽の象徴である背景色の赤と青は韓国の国旗にも使用されているテーマカラーです。
丸みを帯びた形状は韓国の伝統建築の特徴と急成長する韓国の姿を表現しています。
門の中央では八角形の花崗岩の土台に守られた聖火が熱く燃え続けています。
西側には北朝鮮出身の現代美術家 Lee Seung-taek が制作したマスクの柱が30本並んでいます。
東側には28,000平方メートルの平和広場がありソウルオリンピックの出場国の国旗が並んでいます。
人種・宗教・イデオロギーの違いを克服し平和に暮らすという人類共通の願いを捧げる建築です。