【期間】2014年8月11日(月)から2014年8月19日(火)の6泊9日
【費用】航空代金&宿泊料23万円+現地出費10万円=合計33万円
スイス・ドイツ・フランスへ建築旅行に行ってきました。
今後スイス・ドイツ・フランスへ行く方の参考になるよう、訪れた建築の概要・街の様子・グルメ情報などをまとめています。
【期間】2014年8月11日(月)から2014年8月19日(火)の6泊9日
【費用】航空代金&宿泊料23万円+現地出費10万円=合計33万円
スイス・ドイツ・フランスへ建築旅行に行ってきました。
今後スイス・ドイツ・フランスへ行く方の参考になるよう、訪れた建築の概要・街の様子・グルメ情報などをまとめています。
イスタンブール乗り換えでフランスのユーロ空港へ。
経由地のアタテュルク国際空港で6,000円払ってラウンジを利用しました(泣)
ターキッシュ・エアラインズの機内食は日本人に合う味付けでどれもおいしかったです。
ドイツ・フランスの国境に程近いスイスのバーゼルに到着。
古さと新しさが共存するバーゼルは国際色豊かで色んな人種の人たちが行き交います。
公用語はドイツ語・フランス語ですが英語が話せる人も多いので結構平気でした。
宿泊したプルマン・バーゼル・ヨーロッパはアクセスも良くキレイなホテルでした。
目的地までのアクセスやオススメのレストランなど相談して親切に答えてくれました。
早起きして製薬会社ノバルティス本社の敷地ノバルティス・キャンパスへ行きました。
バーゼル本社を知のキャンパスとするプロジェクトが進んでおり錚々たる建築家たちの建物が並びます。
中に入るには事前にバーゼル観光局から2週間に1度行われるツアーに申し込む必要があります。
今回は外からの撮影しか出来ませんでしたが次回は是非入りたいと思います。
次にバーゼル出身の建築家ユニットヘルツォーク&ド・ムーロンの代表作シグナル・ボックスへ行きました。
立地的にキレイに撮影するのが難しかったですが凛とした風格のある信号所でした。
バーゼルとその近郊には30を超える数の美術館および博物館があります。
バーゼル観光局で48時間使えるミュージアムパスを購入しました。
一番最初に世界最古の公共美術館といわれるバーゼル市立美術館へ行きました。
19世紀から20世紀にかけて活躍した画家の作品が沢山楽しめる美術館です。
午後はヘルツォーク&ド・ムーロン設計のシャウラガー美術館へ行きました。
現代美術作品収蔵のための最適な空間と気候条件を提供する目的で建てられました。
特別なイベントや年次展示会中のみ一般開放されます。
吹き抜けの天井を中心に開放感あふれる空間で多くの現代アート作品たちが生き生きと過ごしていました。
午前中レンゾ・ピアノ設計のバイエラー財団へ行きました。
スイスの美術商エルンスト・バイエラーのアートコレクションを保護しています。
モネ・セザンヌ・ルソーなど印象派およびキュビスムの作品を中心に楽しめます。
自然光のみでありのままの作品を感じることが出来る柔らかい空間でした。
午後はマリオ・ボッタ設計のティンゲリー美術館へ行きました。
スイスの現代美術作家であるジャン・ティンゲリーの作品群が展示されています。
ボタンを押して動かしたり触って遊べる作品も多く童心に帰って楽しみました。
円や正方形などの幾何学形態を積み重ねた建築構造も見物です。
スイスに本社を置く家具会社ヴィトラ本社の敷地ヴィトラ・キャンパスへ行きました。
有名建築家の作品が一度に周れる建築のテーマパークであり最も来たかった場所です。
ツアーガイドのおじいさんと安藤忠雄氏の話ができたのはとても嬉しかったです。
建築撮影・ランチ・アトリエや工場内の見学などとても充実した1日を過ごせました。
ル・コルビュジエ設計のロンシャン礼拝堂へ行きました。
鉄道・バス・タクシーを乗り継ぎ無事辿り着くことが出来ました。
隣国はもちろん日本や韓国からの訪問者も多くコルビュジエの人気がうかがえます。
気まぐれに変わる天候に振り回されながらも素晴らしい撮影が出来ました。
SANAA設計のロレックス・ラーニング・センターへ行きました。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校の施設で一般の人も利用することが出来ます。
波のように流れるインパクトある外観と隆起する柔らかな傾斜面が心地良い内部空間。
遠いヨーロッパの地で日本人が手掛けた建築が活躍していることを誇りに思います。
滞在最終日はバーゼル市内を気ままにプラプラしました。
スイスはとにかく物価が高いのでオシャレなレストランで食事をする際は充分なお金を持っていくことをオススメします。
日本人でも馴染みやすい清潔・安全な国スイスに後ろ髪を引かれながら帰国。
ヘルツォーク&ド・ムーロンやル・コルビュジエをはじめ数多くの建築を巡ることができた大変満足度の高い建築旅行でした。
世界建築巡りは、インフォメーションアーキテクトの山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。
建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。
一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。
建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。
インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。
このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。
建築旅行記の出版、展覧会・イベントの企画、建築設計事務所のサイト制作&改善などを手掛けたいと思っています。
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© 2014- 世界建築巡り Ikue Yamada