スルタンアフメト・モスク(Sultan Ahmet Mosque)
スルタンアフメト・モスクについて
スルタンアフメト・モスクは、オスマン帝国の第14代皇帝アフメト1世が建設したモスクです。
伝統的なイスラム建築にビザンティン様式の要素を取り入れており、古典主義時代最後のモスクと言われています。
設計者のセデフカル・メフメト・アガは、スレイマニエ・モスクを設計したミマール・スィナンの最後の弟子でした。
セデフカル・メフメト・アガは、師のデザインに明るくカラフルな要素を加えることで、独自の存在感を示しました。
モスクは、5つの主ドーム、8つの副ドーム、6つのミナレット(尖塔)で構成されています。
中央のドームの高さは43m、直径は23.5m、ミナレットの高さは64mあります。
アフメト1世が14代目の皇帝であることから、ミナレットには14のバルコニーが設置されています。
アフメト1世の墓は、モスクの北側に隣接しています。
モスクの内部は、マルマラ地方のイズニクで作られた手描きの青いタイルと、200枚のステンドグラスで飾られています。
夜にライトアップされたモスクが青く輝く様子から「ブルーモスク」とも呼ばれています。