マーライオン(Merlion)
設計 | アレック・フレデリック・フレイザー・ブルナー(Alec Frederick Fraser-Brunner) |
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竣工 | 1972年 |
住所 | Marina Bay, Singapore 018971[地図] |
アクセス | Raffles Place 駅 徒歩7分 |
公式サイト | なし |
予約 | なし |
マーライオンについて
マーライオンは、シンガポール川の河口にあるマーライオン公園に設置されている像です。
波を象った台の上に設置されたコンクリート製の像は、高さが8.6メートル、重さが70トンあります。
風水で縁起が良いとされる東の方角を向き、口からは勢いよく水を吐いています。
マーライオンは、上半身がライオン、下半身が魚の姿をした空想上の動物です。
シンガポールという名称は、マレー語のシンガプーラ(Singapura)が由来で、シンガ(Singa)はライオンを意味します。
11世紀頃、古代都市のテマセクに上陸したマレーシアの王子がライオン(lion)を目撃しました。
テマセクは海の街として知られており、フランス語で海を意味するマー(mer)が組み合わさって、その名が付けられたと言われています。
1972年、彫刻家のリム・ナン・セン(Lim Nang Seng)が制作した初代マーライオンは、アンダーソン橋の側に設置されました。
1997年にエスプラネード橋が開通したことで、マーライオンが正面から見えなくなりました。
2002年、新しく埋め立てられたマーライオン公園に移設され、正面から見えるようになりました。
2023年時点で、シンガポール政府観光局(STB)公認のマーライオンは合計で6体存在します。
マーライオン公園にある子供のマーライオンはマーライオン・カブ(Merlion Cub)と呼ばれており、高さが2メートル、重さが3トンあります。
その他、観光局、マウント・フェーバー、公共住宅、アン・モ・キオ通りに1体ずつ存在します。
セントーサ島の巨大マーライオンは、再開発のため2019年に閉鎖されています。
シンガポールの公式マスコットして、世界中の人々に愛されている建築です。