NUSババ・ハウス(NUS Baba House)

設計 不明
竣工 1895年頃
住所 157 Neil Rd, Singapore 088883[地図
アクセス Maxwell 駅 徒歩10分
公式サイト NUSババ・ハウス
予約 Webチケット

NUSババ・ハウスについて

NUSババ・ハウスは、東南アジアに移住してきた中国人とマレー人との間に生まれた民族のプラナカン(Peranakan)の歴史と文化を伝える博物館です。
博物館は、シンガポールの歴史が詰まったブレア・プレーン保護区に位置しています。
青いファサードが特徴的な建物は、プラナカンのウィー(Wee)一家の住宅として建設されました。
ウィー(Wee)一家が去った後に空家となっていた建物は、資産家のアグネス・タン・キム・ルイ(Agnes Tan Kim Lwi)から寄付を受けたシンガポール国立大学(NUS)が所有することになりました。
2006年に建物の修復を開始し、2008年9月よりNUSババ・ハウスの名称で博物館として公開されています。
現在は、シンガポール国立大学(NUS)、シンガポール都市再開発庁(URA)、シンガポール・プラナカン協会の三者によって保護・管理されています。
1階と2階では、2,000点以上の家具や日用品が展示されています。
3階のギャラリーでは、プラナカンに関する資料が展示されています。
ボランティアスタッフによるガイドツアーでは、住宅の歴史やブラナカンの文化を解説しています。
中国とマレーに西洋の文化をミックスした、プラナカン独自の文化を現代に伝える建築です。

NUSババ・ハウスの写真

世界建築巡りについて

世界建築巡りは、IA(情報アーキテクト)の山田育栄が訪れた世界の建築やプロジェクトなどの情報を紹介するサイトです。

建築学生や建築関係者はもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。

一人でも多くの人に世界へ足を運んでほしい。

建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇するでしょう。

インターネットの発達により世界中の情報を知ることはできますが、実体験に勝るものはありません。

このサイトが、訪れる国をより楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

世界建築巡りの世界観に賛同いただけるスポンサー様も募集しています☆

詳細はこちら

山田育栄
上部へスクロール