カスル・アル・ホスン（Qasr Al Hosn）

アブダビの首長家のナヒヤーン家（Al Nahyan family）の元邸宅。

1795年に建設され王室・要塞・行政機関として使用されたアブダビ最古の建物。

漁業と真珠の養殖を主な産業としていた18世紀のアブダビ。

1855年に第2代UAE大統領の Khalīfa bin Zāyid bin Sultān Āl Nuhayyān が外交関係の強化を決意。

カスル・アル・ホスンがコミュニティの中心地となりアブダビは大きな成長を遂げました。

1928年から1966年にかけて敷地を3倍に拡大し1945年に宮殿を建設。

1980年代から1990年代にかけて建物の保全を目的に修復を実施。

オリジナルのサンゴ石の建物が白のコンクリートで補強されました。

2018年からアブダビの歴史と文化を伝える博物館として一般公開されています。

近代都市に発展したアブダビの歴史と強さの秘訣を語る建築です。