群馬音楽センター(Gunma Music Center)
群馬音楽センターについて
群馬交響楽団の定期演奏会をはじめ様々なイベントを開催する文化施設。
建設費の3分の1が市民からの寄付で賄われました。
地下1階・地上2階建ての鉄筋コンクリート構造の建物。
壁や天井を蛇腹に折ることで耐力を高めた折板構造で柱のない大空間を実現しました。
1,932席あるホールは舞台と客席を同一面上に展開することでホール全体が楽器のように鳴り響きます。
1階には設計者のアントニン・レーモンド(Antonin Raymond)を紹介するギャラリーがあります。
ガラス張りのホワイエにはレーモンド夫妻が描いたカラフルな壁画があります。
1991年にはメインホールの南側にシンフォニーホールが建設されました。
オーケストラ・吹奏楽・合唱などの練習会場として使用されています。
斬新で力強い外観で人を惹き付け音楽の旅へと誘う建築です。