ディオニソス劇場(Theatre of Dionysus)

ディオニソス劇場について
ギリシャ神話に登場する豊穣・ブドウ酒・酩酊の神ディオニソスに捧げられた屋外円形劇場。
政治家や富裕層がアイスキュロス・エウリピデス・ソポクレスなどの作家を支援。
毎年春に行われるディオニソス祭を中心とした行事やギリシャ悲劇の公演会場として使用されていました。
初期の劇場は木製のベンチが数列並ぶだけの非常にシンプルなもの。
紀元前5世紀にいくつかの木造建築物が堆積岩と大理石に置き換えられました。
17,000人を収容する観客席のうち大理石でできた玉座には政府高官の名前が刻まれています。
ステージ裏の装飾には世界各地を遍歴したディオニソスの人生と神話が描かれています。
15世紀から19世紀にかけて行われたアテネ考古学協会による発掘調査で現在の姿まで蘇りました。
人間の生命・普遍的な課題・神との関係性などを演劇を楽しみながら考えたアテナイの人々。
明け方から日没まで演劇に酔いしれる人々の感情を深く揺さ振り続けた建築です。
ディオニソス劇場の写真











