プロピュライア(Propylaea)

プロピュライアについて
アテナイのアクロポリスへの聖なる入り口として建設された門。
紀元前499年から紀元前449年のペルシア戦争時に破壊された古プロピュライアを再建したもの。
パルテノン神殿と同じ幅で設計することで強められた関係性。
ペンテリコン山の白い大理石とエレウシス地方の青い大理石で作られています。
西側と東側の出入り口には古代ギリシャの建築様式であるドリス式の柱を使用。
出入り口を繋ぐ中央の通路にはイオニア式の柱が使用されています。
北側の小部屋は絵画館や儀式用の部屋として使用されていたと言われています。
南西には知恵・戦略・戦争の女神アテーナーを奉るアテーナー・ニーケー神殿が鎮座。
北西にはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの腹心アグリッパの記念碑の台座が残っています。
神聖な場所を守る砦として荘厳な風格を漂わせる建築です。
プロピュライアの写真










