パルテノン神殿(Parthenon)

パルテノン神殿について
ギリシャ神話に登場する知恵・戦略・戦争の女神アテーナーに捧げられた神殿。
紀元前499年から紀元前449年のペルシア戦争時に破壊された古パルテノン神殿を再建したもの。
30.9×69.5メートルの基盤に直径1.9メートル×高さ10.4メートルの大理石の柱を設置。
古代ギリシャの建築様式の1つであるドリス式の柱が外周に46本並びます。
柱の中央部分に膨らみを持たせ下から見上げた時に真っ直ぐに見えるエンタシスという技法を採用。
四隅の柱間を他より狭めたり中央部の基盤を隆起させたりして水平垂直に見える視覚効果を施しています。
柱頭と屋根を繋ぐエンタブラチュア内のフリーズ部分に彫られた72枚のメトープ。
東にギガントマキアーの戦い・南にケンタウロスとの闘い・西にアマゾンの戦い・北にトロイア戦争を描出。
神殿の中央にはギリシャ神話に登場する知恵・戦略・戦争の女神アテーナーの彫像が奉られていました。
古代ギリシャ文明の象徴としてギリシャ建築の技術力や美意識の高さを証明する建築です。
パルテノン神殿の写真












