エレクティオン(Erechtheion)

エレクティオンについて
アテナイの王エリクトニオスとギリシャ神話に登場するアテーナーとポセイドーンを祭る神殿。
エリクトニオスがポセイドーンによって殺された後に現在の名前が付きました。
斜面上に建設されたため南東側のポーチは北西側より約3メートル高い位置にあります。
カリアティードと呼ばれる6人の巫女が屋根を支える南側のポーチ。
体のラインがはっきりと分かる古代ギリシャの着衣ペプロスをまとい堂々と正面を見据えています。
古代ギリシャの建築様式の1つであるイオニア式の柱が一列に並ぶ東側のポーチ。
最も神聖な部屋である知恵・戦略・戦争の女神アテーナーの聖所への入り口です。
北側には海・地震・嵐の神ポセイドーンの聖所があります。
西側には半人半蛇のアテナイの王エリクトニオスの聖所があります。
様々な宗教的儀式の舞台となりアテネ市民の信仰心の強さが表れた建築です。
エレクティオンの写真
















