ファクトリー・ビルディングス（Factory Buildings）

ファクトリー・ビルディングスは、ヴィトラの製品を製造するための2つの工場棟です。
生産施設、ショールーム、オフィスなどの施設を有しています。
2つの直方体の建物は、東側と西側の対角線上に設置されています。
1981年に発生したヴィトラの火災をきっかけに、ヴィトラ・キャンパスで最初に建設された建物です。
1981年に建設された第1工場は、生産施設と2つのショールームを有しています。
第1工場の外観は、波型のアルミニウムシートで覆われています。
1983年に建設された第2工場は、生産施設とオフィスを有しています。
2010年に設置されたオフィスは、トルコ出身の建築家のセヴィル・ピーチ（Sevil Peach）によって設計されました。
シチズン・オフィス（Citizen Office）と呼ばれており、ヴィトラが提唱する理想のオフィス環境を具現化したものです。
洗練されたものづくりに対する、知識と技術への敬意と賛辞を込めた建築です。