アーバン・ファーミング・オフィス（Urban Farming Office）

アーバン・ファーミング・オフィスは、ドロップシッピング会社「droppii」のオフィスです。
当初、ベトナム人建築家のヴォ・チョン・ギア​​（Vo Trong Nghia）の建築設計事務所として建設されました。
6階建ての建物は、鉄筋コンクリートをベースに完全に緑で覆われています。
森林伐採、気候変動、ヒートアイランド現象など、環境問題に対応するサステナブル建築として注目されています。
外壁には、スチール製の支柱を組み合わせたプランターが設置されています。
プランターには様々な植物が植えられており、建物の階層を利用して農作物を育成する垂直農法が採用されています。
緑のカーテンは、強い日差しから保護し、プライバシーを確保する役割を果たしています。
打放しコンクリートの内装は、間仕切りのないシンプルな空間です。
建築素材そのものの質感を強調したデザインは、1950年代から1970年代に流行したブルータリズム建築を彷彿とさせます。
1階は、ワークスペースとして使用できる空間をオープンプランで配置しています。
中2階から上階は、吹き抜けを中心にフロアーが繋がって構成されています。