タンディン教会(Tan Dinh Church)
タンディン教会について
タンディン教会は、フランス領インドシナ時代に建設されたローマ・カトリック教会です。
かつて教会の周辺には、カトリックに改宗した多くのベトナム人が住んでいました。
1876年のフランス統治時代に、フランス人建築家が設計しました。
建物のデザインは、11〜12世紀のロマネスク様式をリバイバルしたネオロマネスク様式が採用されています。
外観は左右対称で、正面にはアーチ型の入口があります。
1929年に増築された高さ52.6mの鐘楼には、5つの鐘があります。
八角形の屋根の上には、高さ3mのブロンズ製の十字架があります。
1957年の改装時に、建物全体が鮮やかなピンク色に塗装されました。
教会の内部は、2016年頃までピンク色でしたが、2017年頃に白色に塗装されました。
教会の窓には、イエス・キリストや聖母マリアを象ったステンドグラスが飾られています。
教会の南側にある中庭には、大きなキリスト像と聖人像があります。