統一会堂(Reunification Palace)

統一会堂_1
設計 ゴー・ヴィエト・トゥ(VNgo Viet Thu)、アキール・アントワーヌ・エルミット(Achille Antoine Hermitte)、ウジェーヌ・コドリ(Eugène Codry)
竣工 1873年、1966年に再建
住所 135 Đ. Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Phường Bến Thành, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Việt Nam[地図
アクセス Hồ Chí Minh Dinh Độc Lập 停留所 徒歩1分
公式サイト 統一会堂
予約 なし

統一会堂について

統一会堂は、フランス領インドシナ時代にフランス政府が建設した宮殿です。
1873年に建設された旧宮殿は、フランス人建築家のアキール・アントワーヌ・エルミットの設計を基に、ウジェーヌ・コドリが完成させました。
旧宮殿はノロドム宮殿(Norodom)と呼ばれており、フランス政府が撤退した1955年から1975年までは独立宮殿と呼ばれていました。
​​1956年から1962年まで、ベトナム共和国初代大統領のゴ・ディン・ジエム(Ngo Dinh Diem)の大統領府・官邸として使用されました。
1962年2月8日、建物はクーデターの爆撃を受けて大破し、後に解体されました。
1966年に再建された新宮殿は、ベトナム人建築家のゴー・ヴィエト・トゥが設計しました。
新宮殿は、1975年4月30日のサイゴン陥落とベトナム戦争の終結まで、大統領府として使用されました。
宮殿の正面には、直径102mの楕円形の芝生があり、その中央には噴水があります。
左右対称の外観は、砂時計のような形をした白いルーバーで覆われています。
1階には内閣会議室、応接室、宴会室があり、2階には大統領作戦室と執務室があります。
3階には、図書室、娯楽室、映画館があり、大統領家族のプライベートスペースとして使用されました。

統一会堂の写真

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