サンディエゴ堡塁(Baluarte de San Diego)
サンディエゴ堡塁について
バルアルテ・デ・サンディエゴは、城壁都市のイントラムロスにある要塞です。
カトリック教会の男子修道会であるイエズス会で司祭を務めていた、アントニオ・セデーニョ(Antonio Sedeño)が建設しました。
建設当初は、スペイン語で聖母を意味するヌエストラ・セニョーラ・デ・グイア(Nuestra Señora de Guía)に由来し、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ギア要塞(Fort Nuestra Señora de Guia)と名付けられていました。
1762年にはイギリス軍の攻撃を受け、1863年の地震や第二次世界大戦などの影響で、要塞の一部が倒壊しました。
1979年から1992年にかけて再建され、北側に庭園と庭園が併設されました。
スペード型の防波堤で囲まれた石造りの要塞は、中央に3つの同心円状の堡塁があります。
一番内側の円は、直径が8メートル、高さが5.75 メートル、壁の厚さが1.41メートルあります。
真ん中の円は、直径が21メートル、高さが6.15 メートル、壁の厚さが0.9メートルあります。
一番外側の円は、直径が32メートル、高さが8.55メートル、壁の厚さが3メートルあります。
現在は、結婚式などのイベントでも使用されています。