アテナイのアゴラ（Agora of Athens）

政治・経済・文化・宗教活動の中心地としてアクロポリス北西部に建設された公共広場。

古代アテナイの貴族ペイシストラトスが排水システム・噴水・寺院の建設をスタート。

ペルシア人による破壊と再建を乗り越えビザンツ帝国時代には住宅地として使用されました。

ギリシャ神話に登場する火と鍛造の神ヘーパイストスを祭る紀元前5世紀に建設されたヘーパイストス神殿。

古代ギリシャの建築様式の1つであるドリス式の柱が美しい装飾の施された切妻屋根を支えています。

アッタロス朝第4代国王アッタロス2世により紀元前138年に建設されたアッタロスの柱廊。

長さ120メートルの建物にドリス式とイオニア式の柱が並び現在は博物館として使用されています。

ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの腹心アグリッパにより紀元前15年に建設されたアグリッパのオデオン。

4本の柱が丸屋根を支えるビザンティン建築様式を採用した10世紀に建設された聖使徒聖堂。

市民間の交流や民主政治が行われる場所として文明が発達していった時代の面影を残す建築です。